毎週月・水・金曜日に配信! 文藝春秋で刊行される書籍、文芸誌を中心に、書籍に関するさまざまなお話をお届けします。
最新エピソード
【話題作🎧試し聴き】『キノコにご用心 ゆうれい居酒屋8』(著・山口 恵以子/朗読・中道 美穂子)
居酒屋・米屋は今日も訳ありのお客さんが――。 新小岩の南口にある、居酒屋・米屋。カウンター七席の小さな店に今夜も悩みを抱えた客が訪れる。定番のお酒と女将の手料理を口にすれば、いつしか心は軽くなり……。しかし、この店、実は大きな「秘密」があるのです。 「食と酒」小説で大人気の著者による、ちょっと不思議でしみじみ温かい居酒屋物語。シリーズ第8弾。 米屋に現れた大型犬の飼い主は大きな悩みを抱えていた。不倫している女性の夫が毒キノコで中毒死。もしかしたら殺人? 全5篇収録。 オーディオブック『 キノコにご用心 ゆうれい居酒屋8 』のお求めは こちら から。
【著者が語る】江戸時代前期、なぜ隠元は一大ムーブメントを日本中に巻き起こしたのか!?
直木賞作家・ 澤田瞳子さん の最新傑作歴史小説 『隠元』 。 主人公は長崎・福済寺の門前に捨てられ、自らの名前以外何も持たなかった孤児。彼の前に現れたのが、日本中の注目を集める渡来僧・隠元禅師でした。近くて遠い二人の師弟関係の行く末を描きながら、激動の時代を生きた人々の姿を丹念に描いた感動作です。 作品へのこだわりや長崎取材時のエピソード、江戸時代前期ならではのの時代特性、そして隠元ブームはなぜ起きたのか――歴史小説の名手である澤田さんが、本作の背景を語ってくれました。
【祝‼ 文庫&ドラマ化記念①】池井戸潤『俺たちの箱根駅伝』の魅力と秘話を編集者が語る!
池井戸潤さん の 『俺たちの箱根駅伝』 が ドラマ化(10月10日から日本テレビ系にて毎週土曜日よる9時から放送) を目前に文庫化! 今回は文春文庫部のヤマダが、文春が誇るミステリ王で池井戸潤さんとも長年の付き合いがある編集者・ナガシマ氏に作品の魅力をたっぷり聞きました。 連載中に編集者が訊ねた「禁断の質問」の回答を、距離走を題材にゴールまで完璧に描き切った超絶技巧とは!? 新監督の甲斐の正体はなぜ明かされないままなのか!? ぜひ読者の皆さんも本書を通じて、走る者、伝える者、さまざまな立場からの心震えるたくさんの物語を堪能してください。
【話題作🎧試し聴き】『痛いところから見えるもの』(著・頭木弘樹/朗読・矢野 敦史)
痛いのは疲れる、そして孤独だ―― 潰瘍性大腸炎から腸閉塞まで――壊れたからこそ見えるものがある。 絶望的な痛みと共に生きてきた著者がゆく〝文学の言葉〟という地平 ・水を飲んでも詰まる〝出せない〟腸閉塞のつらさ ・痛みでお粥さえ口に〝入れられない〟せつなさ ・オノマトペ、比喩……痛みを「身体で語る」すすめ ・女性の痛みが社会的に「軽視」されてきた理由 ・カントの勘違い、ニーチェの〝苦痛の効用〟…etc. なぜ痛みは人に伝わりづらいのだろう? 「痛い人」と「痛い人のそばにいる人」をつなぐ、かつてなかった本 オーディオブック『 痛いところから見えるもの 』のお求めは こちら から。
【5分で聴く♪文春新書】松本弥著『古代エジプト人の愉快な日常』
「わたし、酔いたい気分なの♡」「ミイラを作るので休みます」5000年前の人々は、こんなにおしゃべりだったんだ! 『古代エジプト人の愉快な日常』 著者の 松本弥さん が、古代文字ヒエログリフの翻訳に挑み、知られざる古代人の「つぶやき」の解読秘話を語ります。
【+BOOK TALK】ホルムズ海峡封鎖を50年前に予言?! 知られざる堺屋太一デビュー作『油断!』
今回「+BOOK TALK」取り上げるのは、今から50年前の1975年、のちに経済企画庁長官も務めた小説家・ 堺屋太一さん が世に出したデビュー作、 『油断!』 です。 この小説がこのたび、文藝春秋から復刊されました。中東で大きな戦争が起き、ホルムズ海峡が封鎖され、日本の経済はどう変わってしまうのか――。これは2026年の現在、我々が直面している問題に驚くほど似ています。ある種の“予言”的な内容となったこの小説を取り上げました。 その解説をお書きになったのが、ゲストにいらした元経済産業大臣で衆議院議員の 齋藤健さん です。堺屋さんは残念ながら2019年に他界されていますが、今回は解説を書かれた齋藤さんに、小説の凄さをご紹介いただきつつ、日本が直面するエネルギー問題などについてもご解説いただきました。 ※この番組の動画は 「文藝春秋PLUS」 でご覧いただけます。
【話題作🎧試し聴き】『本売る日々』(著・青山 文平/朗読・水越 健)
本を愛し知識を欲する村人たちを描く! 文政5(1822)年。月に1回、城下の店から在へ行商に出て、 20余りの村の寺や手習所、名主の家を回る本屋の「私」。 上得意先のひとり、小曾根村の名主・惣兵衛は 近頃、孫ほどの年の少女を後添えにもらったというが、 彼女に何か良い本を見繕って欲しいと言われ―― 用意した貴重な画譜(絵本)が、目を離した隙に2冊なくなっていた。(本売る日々) 江戸時代の豊かさは村にこそ在り、と考える著者が、本を行商する本屋を語り部にして 本を愛し知識を欲し人生を謳歌する 人びとの生き生きとした暮らしぶりを描いた中編集。 オーディオブック『 本売る日々 』のお求めは こちら から。
【オールの小部屋9・10月号】特集②「ビールで乾杯」ほか人気作家勢ぞろい!
「オール讀物」2026年9・10月号 の特集「ビールで乾杯」では恩田陸さん、角田光代さん、川上弘美さんの豪華競作を掲載! 米澤穂信さんの葛警部シリーズ最新作ほか、人気作家勢ぞろいの今号内容を編集部員が楽しくご紹介します。
【翻訳の部屋】『あなたに訊きたいことがある』Rマカーイは書棚にしっかり置きたい本!
文芸系の佇まいを見せながらも実はしっかりミステリ!? ワシントン・ポスト他の「年間ベストブック」に選ばれた レベッカ・マカーイ『あなたに訊きたいことがある』(中谷友紀子訳) 。ひそかに話題を呼んでいる一冊です。 数十年前に寄宿学校で起きた、学年一の美少女の殺人事件。時を経て母校に教員として戻ってきた主人公はその真相を追い始める……。ミステリ王ナガシマも驚嘆した、骨太の文芸的筆致にクリスティーのごとき仕掛けを施した好著の深遠な魅力とは。素敵な装丁・造本もプレシャスな、書棚にそっと収めておきたい本作について一生懸命語ります。
【オールの小部屋9・10月号】特集①直木賞発表!
「オール讀物」2026年9・10月号 は、第175回直木賞決定発表! 受賞作「けんぐゎい」の抄録を掲載。受賞者・朝倉かすみさんの自伝エッセイ、選評、今回で選考委員を退任される桐野夏生さんとの記念対談など濃密情報が満載の今号内容を編集部員が楽しくご紹介します。
【翻訳の部屋】『願うのは私に禁じられたこと』梁貴子
82年生まれ、キム・ジヨン』の100倍強力、とさえ評される韓国女性文学の金字塔 『願うのは私に禁じられたこと』(梁貴子著/小山内園子訳) が絶賛発売中。ミステリ王ナガシマが、「おじさんをイラッとさせる小説を出す」という謎の使命感のもとに繰り出した、最強の名作です。 虐げられてきた女性の復讐として、主人公が人気男優を誘拐するというフェミニズム小説であり、犯罪小説でもあり、純文学ともいえる、一言でいうと「面白い」になってしまう本作。おじさんには永遠にわからないかもしれない気持ちが詰め込まれた魅力を、おじさん二人が必死で語り合いました!
【話題作🎧試し聴き】『一撃のお姫さま』(著・島本 理生/朗読・小室 まゆ美)
恋愛小説の旗手・島本理生の新境地! 他人からはままならない恋愛に思えても、本人たちは案外、その”雑味”を楽しんでいるのかもしれないーー。 「一撃のお姫さま」 歌舞伎町が舞台のアニメ主題歌の仕事を受けたアーティストの睡は、音ゲーの配信者兼会社員の友人から、曲作りのためホストに通うことを提案される。100万円を使い切ることを決めた彼女は夜な夜なチープな照明に照らされ、シャンパンコールを浴びることになるがーー。 *5つのちょっと不思議な、新たなる読書体験 オーディオブック『 一撃のお姫さま 』のお求めは こちら から。
【翻訳の部屋】『名探偵ジェリコ』Wハッセーは英国ネオ本格の次なる刺客!?
年末ミステリランキングに向け、各社が競って自信作を投入する季節。今年、ミステリ王ナガシマが送り出すのが、かのミステリ評論家・千街晶之氏も「自信を持ってお勧めしたい」と評する「英国ネオ本格」の新たなる刺客、 ウィリアム・ハッセー の 『名探偵ジェリコ』(矢口誠訳) です! タイトルもど真ん中、奇怪な連続殺人事件に挑むうらぶれた元刑事、という勝負作の読みどころをミステリ王が熱弁。ミステリファンには見逃せない一冊です。犬も出てくるよ!
【+BOOK TALK】なぜ戦争はなくならない!?…今村翔吾が読み解く元寇の意外すぎる実情
本日の+BOOK TALKでご紹介するのは、直木賞作家・ 今村翔吾さん の 『海を破る者』 です。本書のテーマは、鎌倉時代の「元寇」。「モンゴル軍が押し寄せ、神風が吹いて助かった」。そんな一言では片付けられない、知られざる「元寇の実像」とは?ゲストに今村さんをお迎えし、作品の魅力をたっぷり伺います。 ※本番組の動画は 「文藝春秋PLUS」 からご覧いただけます。
【話題作🎧試し聴き】『神様の暇つぶし』(著・千早 茜/朗読・白妙 あゆみ)
あのひとを知る前の自分にはもう戻れない 親を亡くし一人になった20歳の夏、父よりも年上の写真家の男と出会った――。男の最後の写真集を前にあのひとときが蘇る。妙に人懐っこいくせに、時折みせるひやりとした目つき。臆病な私の心に踏み込んで揺さぶった。彼と出会う前の自分にはもう戻れない。唯一無二の関係を生々しく鮮烈に描いた恋愛小説。 オーディオブック『 神様の暇つぶし 』のお求めは こちら から。
【+BOOK TALK】松尾スズキ「物件漂流記」を語る…引越し13回の末に賃貸派→戸建て派へ。マイホーム購入の決め手は“年齢”
本日の+BOOK TALKでご紹介するのは、松尾スズキさんの 『物件漂流記』 です。阿部サダヲさんや宮藤官九郎さん、星野源さんなどを輩出された劇団「大人計画」を主宰され、劇作家・俳優として活躍。そんな松尾さんが、東京で13回もの引っ越しを重ね、60代でついに"終の住処"を手に入れるまでを描いた一冊です。 ※こちらの番組の動画は 「文藝春秋PLUS」 でご覧いただけます。
【+BOOK TALK】『漫画でイけ』鳥トマトが語る創作のリアル…編集者は不要か!?
今回の【+BOOK TALK】テーマは「編集者は不要か? 作家が語る創作のリアル」です。ゲストには作家の 鳥トマトさん をお迎えいたしました。鳥トマトさんは8月20日に新刊 『漫画でイけ』 を出されました。漫画家と編集者の関係や、創作の現場について描かれた今作をもとに、編集者、出版業界の在り方についてお話を伺っていきます。 ※こちらの番組の動画は 「文藝春秋PLUS」 でご覧いただけます。
【5分で聴く♪文春新書】赤根智子著『戦争犯罪と闘う 国際刑事裁判所は屈しない』
ICC(国際刑事裁判所)の赤根智子所長が米トランプ政権の制裁対象となりました。赤根さんを応援すべく、著書 『戦争犯罪と闘う 国際刑事裁判所は屈しない』 の刊行時に公開した担当編集者の解説を再公開します。▼ ロシアによるウクライナ侵攻とイスラエルによるパレスチナへの非人道的な攻撃。目まぐるしく国際情勢が変化するなか、この二つの戦争に向き合い、プーチンとネタニヤフに逮捕状を出した国際刑事裁判所(ICC)。日本人として初めてそのトップに就任したのが、文春新書 『戦争犯罪と闘う 国際刑事裁判所は屈しない』 の著者・ 赤根智子さん です。 第二次世界大戦後にホロコーストに向き合ったニュルンベルク裁判、日本の戦争責任を裁いた東京裁判。二つの軍事法廷裁判にルーツをもつ国際刑事裁判所で、国際平和秩序を守ろうと日々奮闘する赤根さんが、未来への責任を語りかけた本書について、担当編集者の鳥嶋七実が解説します。 ※初出は2025年 7月2日公開の【5分で聴く♪文春新書】 になります。 ※今回の制裁措置に対する赤根所長のコメントは2006年8月21日以下のように発表されました。 =================== 今回の私に対する制裁は、ある程度予期していたことで驚きはない。 重要なのは、これを国際的な「法の支配」の終焉の始まりとさせないこと。 日本と日本の皆様の支援が重要な鍵となるだろう。 =================== ※書籍は現在緊急重版中、9月上旬には書店店頭に並ぶ予定。 電子書籍 や オーディブル でも配信中されています。
【話題作🎧試し聴き】『家族』(著・葉真中 顕/朗読・広瀬 竜一,疋田 涼子)
第174回直木賞候補作。戦慄の犯罪小説 2011年11月3日、裸の女性が交番に駆け込み、「事件」が発覚した。奥平美乃(おくだいら・みの)と名乗るその女性は、半年と少し前、「妹夫婦がおかしな女にお金をとられている」と交番に相談に来ていたが、「民事不介入」を理由に事件化を断られていた。 奥平美乃の保護を契機として、表に出た「死」「死」「死」…… 彼女を監禁していた「おかしな女」こと夜戸瑠璃子(やべ・るりこ)は、自らのまわりに疑似家族を作り出し、その中で「躾け」と称して監禁、暴行を主導。何十年も警察に尻尾を摑まれることなく、結果的に十三人もの変死に関わっていた。 出会ってはならない女と出会い、運命の糸に絡めとられて命を落としていく人々。 瑠璃子にとって「家族」とはなんだったのか。そして、「愛」とは。 「民事不介入」に潜む欠陥を日本中に突きつけた「尼崎連続変死事件」をモチーフとした、戦慄のクライムエンターテイメント! オーディオブック『 家族 』のお求めは こちら から。
【+BOOK TALK】大林隆介(後藤役)×伊藤和典(脚本家)「パトレイバー後藤隊長との35年」
今回の「+BOOK TALK」のテーマは「機動警察パトレイバーと後藤隊長」です。 ゲストに「機動警察パトレイバー」シリーズのシリーズ構成、脚本を務められ、特車二課の面々が登場する小説 「『機動警察パトレイバー』寿司屋の後藤」 を執筆した脚本家の 伊藤和典さん 、『機動警察パトレイバー』の特車二課第二小隊長・後藤喜一の声を務めていらっしゃいます、声優の 大林隆介さん をお迎えしました。 お二人に「機動警察パトレイバー」について、なかでも、特に後藤隊長について、じっくりお話を伺いました! ※こちらの番組の動画は 「文藝春秋PLUS」 でご覧いただけます。